人気ブログランキング | 話題のタグを見る
 
<< きょうは何の日? ぷっぷぅ! 六月六日、稽古はじめの善き日に、 >>
山羊のべぇちゃんの親友は黒猫だったのだった。
6月8日の夕方突然、ココんちのインターネットが使えなくなり、再開したのがなんと6月23日午後5時55分。
15日間、ココんちではインターネット、電話、テレビが使えませんでした。
そんな毎日でも私の山羊のべぇちゃん詣では続いており、連日午前中にココんちの庭でべぇちゃんが好きそうな枝葉花を刈り取り、午後遅くになって邪な横柄王くろヴぃすのお散歩ついでに山羊のべぇちゃんにご飯を届ける。それが日課となっております。

さて、その山羊のべぇちゃん。
以前にも増して歩行困難になっています。
罪も犯していないのにまるで流罪地のようなだだっぴろい所に一頭で住んでいるべぇちゃんですが、その広い放牧場所の雑草の中にしばらく前から猫がいることに私は気づいていました。

その猫がどういう理由があったのか、6月12日からなぜか必ず、山羊のべぇちゃんにご飯を投げ入れる私の前に鳴きながら現れ、私の足にじゃれつくようになりました。最初に撮った一枚がコレ。
山羊のべぇちゃんの親友は黒猫だったのだった。_b0051172_22141558.jpg
はい、黒猫です。
けれども、しっぽが変でしょう?
長い尻尾の途中、数センチだけ毛が短いのです。
カギしっぽなど個性豊かなしっぽ数あれど、こういうしっぽを見たのはワタクシ、初めてでござあます。
目の色はいねすと同じオレンジ色。小柄ながら立派な男児です。

この日を境に、100%
私がべぇちゃんを訪問すれば必ずこの黒猫が同じ方角からにゃあにゃあ鳴いて現れます。
いつも山羊のべぇちゃんにご飯を渡した後、くろヴぃすの散歩を続け、折り返しの帰り道に再び別の場所から山羊のべぇちゃんに声をかけつつ、べぇちゃんのご飯の食べ具合やご飯の好みを観察しますが、そうして場所を換えてもまた、この黒猫がわざわざ私のそばまでやってきて、私が歩こうとすれば歩を邪魔し、私が転びそうになるほどです。
山羊のべぇちゃんの親友は黒猫だったのだった。_b0051172_22194673.jpg
この写真だとわかりやすいと思いますが、私の散歩経路は往路でこの写真の奥に見える柵扉に寄り、べぇちゃんにご飯を投げ入れます。そして、帰り道には逆の位置、遊歩道からの畦道に入ってこうしてべぇちゃんの食べっぷりを観察しているのです。と、そこに現れた黒猫クン。
山羊のべぇちゃんの障害は進んでいると思われますが、私以外にも数名、べぇちゃんを気にかけ、食料を運んでいる方々がいます。その中にはどうやらこの黒猫さんにもご飯とお水を運んでらっさる方がいるようで、この畦道の際に猫のカリカリが入った器を見つけたことがありました。

日中は山羊のべぇちゃんと黒猫くんは同じ敷地の中でも距離を置いて過ごしているようです。
でも、夜中になり、私たちが寝静まった頃、べぇちゃんと黒猫さんは一緒に星降る空を仰いで、ディズニーの映画のように楽しいおしゃべりをしているのではないかしら? きっと。


le 24 juin 2017, Jean Baptiste






by macocotte | 2017-06-24 22:25 | 通りすがりのあの方この方 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード
<< きょうは何の日? ぷっぷぅ! 六月六日、稽古はじめの善き日に、 >>