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ハードボイルドには猫を与えよ。
映画を観る駄賃も惜しい人生を送るま・ここっつぁんの楽しみはテレビ映画(téléfilm)です。
こちら(↓),ピストルを掃除しながら子猫と会話するアラン・ドロン・・・なかなかいいでしょう?
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これは国営放送France2で定期的に放映される「Frank Riva (フランク・リィヴァ)」というハードボイルド映画の一場面です。
2003年の第一シリーズでアラン・ドロン扮するフランクは子猫と暮らす一人暮らしの男。ドラマ全体はかなりピストルパンパパン!なのに,ところどころにフランクが子猫のために尽くす場面が散りばめられていました。パリのセーヌ河畔のビストロ(定食屋)が一人暮らし男のフランクのメシ処ですが,ちょっと残しては包んでもらう・・・通っているうちに店の旦那が黙ってフランクに「持ってけ」と包みを渡したり・・・ね。

でもこの第一シリーズの最後でフランクはこの猫を窓から放してしまうのです。
っざっけんなばっきゃろーな最期の場面でした。

もひとつ私が大好きなテレビ映画シリーズにやはりFrance2放映の「Nestor Burma (ネストール・ビュルマ)」があります。フランスの人気漫画が原作でこれまで何度も映画化されているそうです。主人公Nestor は私立探偵,France2のシリーズではGuy Marchand (ギィ・マルシャン)という男優が演じています。
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日本人から見ると今ひとつ,いや二つ,三つか四つのおぢさんでしょう?
ハゲだし,チビだし,なで肩だし,顔もマヌケているし・・・。
ところがこの一見ダサいおぢさん,ソフトのかぶり方といい,愛車のプジョー504といい,サクソフォンを吹いちゃうことといい,なぜか雰囲気がムンムンにムーチョ格好いいのです。

b0051172_1711441.jpgこの私立探偵ネストールの事務所兼自宅には猫がいます。
ネストールが溺愛している猫なのです。ドラマの中でも猫の鳴き声という効果音はもちろん,彼がたびたび猫を抱きしめたりあやしたりという場面が自然な雰囲気で流れます。
← 猫をなでながら鋭い顔つきの私立探偵Nestor Burma!

フランスの映画に出てくる猫は雑種が多い。
これも商売が絡んでいないから故でしょうか?
CMにもドラマにも血統書犬猫ばかりが登場する日本も早くこうなって欲しいものです。

b0051172_15233582.gifLe 30 mai 2005, Ferdinand

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アラン・ドロンになでられながらビストロからの「おみやげ」を食べる子猫。
私の人生より思い切り贅沢な猫なんである。
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by macocotte | 2005-05-30 16:31 | Buvons un coup?ちょと一杯 | Comments(26)
Commented by catseyepower at 2005-05-30 19:31
アラン・ドロンって、歳を取ってからいい感じ。若いときも悪くないけど、今見ると、なにしろ古い!↑フランスだっていうのに、一瞬、ロバート・デニーロかと思いました。
情け容赦なく人を殺す男が、やたら動物をかわいがっているというシチュエーション、しばしば見ますが、もし動物が人質(?)にとられたら、どうするんだろう、とつい考えてしまいます。
antenne2ってFrance2のことですか?
日本では純血種ばかりが登場するという話ですが、日本猫ってどちらかというと人見知りでしょ。そのへんが撮影にむかないんじゃないかな。もちろん、血統書好きというのもあるけれど。
Commented by れい at 2005-05-30 19:41 x
うわあああーっ\(◎o◎)/!アラン・ドロン!子供の頃、なんて綺麗な顔の男性かしら(゜o゜)と思ったものです・・・そういえば昔、榊原郁恵がアル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた・・・という恐ろしい歌を歌っていたの覚えていますか(・・?石野真子はジュリーがライバルでしたね♪
Commented by macocotte at 2005-05-30 20:21
◎catseyepowerさま,私も年をとってからのアラン・ドロンが好きです。こちらではドラマはもちろんトーク番組でも彼が登場しますが,発言も嘘がなく気持ちよく見ていられる人物ですね。
Antenne 2はどうもFrance2のことみたいですねぇ。海外向け名称でしょうか?(知らなかった・・・)

フランスの映像における動物の話ですがこれは男優論にも通ずるものがあると思います。
以前ここ↓にも書いたのですが,
http://malicieuse.exblog.jp/1863352

フランスの映画やドラマは現実主義なのです。夢を与え続けるハリウッド映画の対極にあります。とにかくブ男俳優がメジャーなのがフランスの特徴で,動物も現実に近く設定するならやっぱり雑種なのです。

catseyepowerさんがおっさるとおり確かにヨーロピアンと呼ばれる雑種猫は人懐こくまるで「犬」のような性格かもしれません。
Commented by macocotte at 2005-05-30 20:23
◎れいさま,アランドロンはやはり目の色でしょうねぇ。
(って,私はブルーよりグレーの瞳が好きですが)

郁恵さんがダイナマイトだった頃の歌ですねぇ。
私は真子ちゃんに憧れていました。まさか二度も離婚するとは思わなンだ。
Commented by Marcellin at 2005-05-30 21:47
アラン・ドロンかっこいいです。
若いときより確かに良いかもです。
あ、冒険者達は好きです。
仔猫と一緒の絵いいですね。
雑種猫は、愛嬌のいい子が多いような気もするんですけど。。。
Commented by ma_cocotte at 2005-05-30 22:00
◎Marcellinさま,老けたアラン・ドロンもなかなか良いでしょう?
このFrank Rivaでは元妻・ミレーユ・ダルクとの共演でも話題になりました。この二人,離婚しているのに今でも毎日必ず少なくとも電話で連絡を取り合う仲だそうです。ふんとにフランス人の感覚は不思議。

フランスの雑種猫も野良猫も愛想がいいですね。日本の方々にこちらの猫の印象を話すたびに驚かれる事実です。
Commented at 2005-05-30 22:01
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by macocotte at 2005-05-30 23:16
☆22H01鍵さま。大都会だもの,大丈夫!です。
かの国は寒いですよー,かな~り。でもヴァカンスを兼ねて南下しましょう!どこもそれぞれの文化背景が異なり個性的です。楽しんでくださいね。
Commented by コムムス at 2005-05-31 00:08 x
またカテごはずし・・・((^^)) ゆるしてちょんまげ♪
車業界でも、『フランス車』は現実主義の車ですね
『シトロエンドゥ~シィヴォ~』なんか最たるものですよね
うちのオヤジもおらも好きな車

と言うか、日本に流れてる、『日本語表記のフランス発音』って
まここってさんとこで見ると、まったくの『嘘!』ですね
『シュルトゥブレェ~』が、日本じゃ、『シュルブブレー』だし
『ドゥーシィヴォー』だって怪しいし
***あぁぁ、どんどん外れていく><***

と言うより、『フランスの方』って、現実主義っていうより
『使いにくいものは使わない』
『デザインより機能美』の国の気がしますがドウなのでしょう?

またアラン様などの、記事とっぱずして(≧-≦) ゴメンヨー

(`◇´)ゞサイナラ!!
Commented by ma_cocotte at 2005-05-31 01:07
◎コムムスさま,フランスでは2CVもルノー4も現役で一杯走っていますよ。ココんちの近所にも一杯。

S'il te plaît (スィルトゥプレ)
S'il vous plaît (スィルヴプレ)

は同じ意味で,上は普段の言葉,下は敬語にあたります。

2CVのCVは2Chevaux(2馬力)の略なのでドゥシュヴォと発音するのが正しいようです。

フランスは使い難い物は買わない,デザインなんて贅沢だ,という基本発想があるように思います。周辺国より所得が低いので現実はこんな感じです。(爆笑。
機能美はフランスよりドイツや北欧が無駄のないデザインだと思いますよ。
Commented by catseyepower at 2005-05-31 01:18
前の記事、見てきましたよ〜。
チビ、デブ、ハゲ、で思い出したことが。
知り合いAの友人Bと、旅先でばったり出会い、そのときにちょっと話したとき、年齢のことになった。するとBが「おれってチビ、デブ、ハゲの三重苦だから」と。はあ? どうやら39歳とかけたらしい。
ただそれだけの話なんですけど。
これに足臭が加わると四重苦になるようだ。
Commented by ma_cocotte at 2005-05-31 03:52
◎catseyepowerさま,苦は限りないわよねぇ。水虫とか汗臭いとかフケとか・・・ふわわわわ・・・ま,私も脂足だからね。完璧な人っているのかしらねぇ。
そこなのよ。ハリウッド映画は常に完璧な男女,フランスはそこらにころがっているような男ばっかり。女性はなぜか美しすぎるのよね。
フランス映画はBGMもうるさくないのがいいのだわあ。
Commented by riraku3 at 2005-05-31 08:12
フランス映画ってそんなにたくさん見てませんが、ハリウッドのこれでもか!これでもか!と盛り上げてくるエンターテイメントよりも好きです。

以前「ポネット」を観ました。(ma_cocotteさんライフログに入れてらっしゃいましたよね。もうひとつのブログの方でしたか?)
女の子の心理が、表情とか、行動で表現されていて、セリフでくどくど説明しないところが返ってせつなさが伝わってきました。

あっ、アランドロンの話なのに…ズレててすみません(^^ゞ
Commented by meim_yumezuki at 2005-05-31 08:17
何時もの記事も好きですが、今日の記事もなかなか興味深いです。
孤独な男と自由な猫はベストPartnerですよね。
フランス映画ではありませんが、私も映画で猫がいい味を出している作品の記憶があります。

それとフランス映画いいですよねぇ~。
何故かフランス語は猫語ではないかと・・・・・
よ~く考えないと理解できないストーリー展開もありますが好きですねぇ。

catseyepowerさんのチビ、デブ、ハゲコメントに朝から大笑い(^o^)
仕事が終わったら又伺いま~す♪
Commented by れい at 2005-05-31 13:06 x
そうなんですよ!あの瞳・・・引きずりこまれそうな瞳・・・美貌だわ!!当時も人気ではジャン・ポール・ベルモンドなどにはかなわなかったけど、小学生の私、部屋にポスターはってました(^。^)そういえば、ブリジット・バルドーやジャンヌ・モロー大好きだったのですが、今もお元気なのでしょうか(・・?
Commented by ma_cocotte at 2005-05-31 13:18
☆riraku3さま,ハリウッド映画はいつのまにか話の筋が一本化していますよね。俳優が異なるだけ,設定が異なるだけ,でも筋は同じ!
近年見た映画のあらすじがまったく思い出せません。みな同じだから。

ポネットはかわいかったですね。
あんなチビなのに洋服の着こなしが最高でいろいろ真似しました。がはは。
Commented by ma_cocotte at 2005-05-31 13:21
☆めいむさま,こちらではスーパーに行くと猫のごはんだけを抱えて買い物を終える男性が一杯いるのですよ。見るたびに面白くて。
イネスを探していた頃SPAでも男性が猫を引き取るところに何度も出くわしました。
日本ではあまり見かけない光景だなあと。

フランス語は猫語かなあ?大阪弁だと信じ込んでいる私です(笑。
Commented by ma_cocotte at 2005-05-31 13:24
☆れいさま,アラン・ドロンはカネボウと紳士服ダーバンのCMに出ていましたねぇ。ジャン・ポール・ベルモンドもいいですよね。夫は心酔していますよ。
ブリジッド・バルドーはご存知のとおり動物愛護狂でして,毎年冬に養子縁組会を開き,引取りの無かった動物のためにサントロペ近郊の海岸沿いに広大な別荘を持っています。
ジャンヌ・モローもお元気ですよ。美しいですよね。
Commented by ASH at 2005-05-31 13:29 x
“今”のアラン・ドロンを見ました!
かなり数年前は実業家になったとかニュースもありましたが、日本ではその後、ドロンのニュースはぱったり。
小学生の頃、TVの吹き替え洋画でアラン・ドロンはよく見ましたよー
『ゾロ』かっこよかったぁ!瞳が変ってませんね。皺が多くても崩れてない!

フランスって“映画俳優”がTV(TV映画のみ?)に出てるんですか?
現在の日本は映画に出るのもTVタレント。そうしなきゃ、客も呼べないし人材もないのでしょう。
Commented by アラブの猫 at 2005-05-31 14:09 x
アランドロン年を重ねたほうが、よろしくてよー。
銀髪もよきことかな。
Macoさん、フランス語が堪能でいいですねー。
映画見れるなんて。いいわああ。

アランドロン、アフリカでライオンとお嬢さんと
3ショットの写真みたことあります。
そのときもかっこよかったー。

先日Charlotte Ramplingが新聞で特集されてたけど、
60歳なんですってねー。彼女も今もほうが
もっと素敵に見えます。
Commented by ma_cocotte at 2005-05-31 15:27
☆ASHさま,フランスは有名芸能人の数が少ないのです。ほとんどが無名芸能人で組合に所属しています。アラン・ドロンはトーク番組にも登場しますよ。生放送で勝負できる頭を持っていますね。カトリーヌ・ドヌーヴもそう。
フランス語ですがActeur (英語のActor)は舞台俳優を指します。
映画俳優,テレビ俳優はComedien (コメディアン)といいます。日本とちょと違う語活用なのでした。
Commented by ma_cocotte at 2005-05-31 15:30
☆アラブの猫さま,いや,映像がついていれば何を言っているのかわからなくてもある程度想像はつくものです・・・いやはや。
以前トーク番組でアラン・ドロンとミレーユ・ダルクが一緒に登場し,彼らの間にアントニー・ドロンが座るという・・・ニッポンぢゃ考えられない場面が登場いたしました。アントニはミレーユの子供ではありませんが今も仲良し。アランとミレーユは離婚しているのに現在も毎日電話を欠かしたことがないそうです。

・・・・フランスっていったい・・・・?

シャルロット・ランプリングは格好いいですよー。美しすぎますね。
Commented by Kei at 2005-12-27 10:39 x
Nestor Burmaで検索してヒットしたおかげで、遅まきながらこのブログの存在を知りました。Tant Pis!Tant Mieux!・・・の方も覗かせていただきました。フランス在住者のブログは多いけれど、Ma cocotteさんのような、本音で突っ込んで書かれているものは知らなかったし、新鮮で、過去のものに遡って読ませていただいているところです。私自身、Parisに住んではいますが、Ma cocotteさんほどフランスにどっぷりつかっていないところもあるのでしょうね。ぼんやりとは思っていてもちゃんと考えていなかったこと、言葉にしていなかったことなどを、つきつけられるようで、いろいろ考えさせられることが多いです。いやはや、勉強にもなりますです。
それはそうと、Nestor Burma、かっこいいですよね。28日の放送も楽しみ!Frank Raviはいまでもやっているのでしょうか?France2のサイトでは最近の放送については書いていないのですが・・・。
Commented by ma_cocotte at 2005-12-28 00:23
■Kei さま、はじめまして。
今さっき、Nestor Burma を見終わりました。(27日)
もしかして冬休みの間、お昼間に流れているのかしらん?
面白かった!
よござんしたブログもこちらも本音というか日常で見聞したことの感想を
思うまま書いているので、物足りない部分も多々あります。何か気づかれた
ことがありましたらお知らせください。
Frank Riva は一年置きくらいにシリーズで流れますよ。
今年はジャンヌ・モローのRois Maudits でしたね。
Commented by Kei at 2006-01-04 04:27 x
明けましておめでとうございまーす。デザインが変わりましたね!
早速、レスをくださっていたのに、こちらのレスが遅くなってごめんなさい。実は私、ブログにコメントするの、これが初めてで、ブログのシステムもあまり分かってないので、こんな古いとこに書いてレスをもらえるんだろうか・・・と心配していたくらいでした。レス下さってうれしかったです。
Nestor Burma、冬休みはもう終わってしまったみたいですね。あまりTVっ子ではない私もあれだけは楽しみに毎日過ごしていたのに・・・。悲しいです。他にも面白い、お勧め番組等あったら、よかったら教えてくださるとうれしいです。
Commented by macocotte at 2006-01-04 22:11
■Kei さま、あけましてぼなね!です。
いかがお過ごしですか?パリにお住まいですか?
Nestor は冬休み限定だったようですね。私も残念。
私はあまりドラマは見ないのだけれど、France 2金曜日のPoler が
割と好きかも。短編集なので疲れないし、画面作りと乾いた雰囲気がとても気に入っています。
ドラマではないけれど今晩のRacine ・・・(文化系)とか、討論番組が好きかも。
特に毎夕、France 5のC' dans air は必ずチェックしています。Campus やEurope Express, Culture et dependancesなどなど
どれも面白いです。

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