刺青の悲劇-30 millions d'amis考
この犬をご覧ください。
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片耳がありません。この夏,この犬はガリガリにやせ細って街道沿いをふらついているところ憲兵隊によって保護されました。飼い主がバカンスに行きたいばかりに登録番号の刺青が入っていた耳を切り落として捨てたのです。

毎週日曜午後3時45分(頃)国営放送France 2で「30 millions d'amis」という動物愛護番組が放映されています。一年ほど前まで民放の雄TF1で放映されていたこの番組ですが番組を提供している動物愛護団体(この番組と同じ団体名)のオーナー(Mme. Rena Hutin)が営利主義のTF1と決別し突然放映が終了。全国から問い合わせのメールが殺到してFrance2がすぐにオーナーと交渉し再開にこぎつけました。
つい先日この番組で数回にわたって放映されたのが上記の「耳なしわんわん」の悲劇です。
最初の放映後すぐに心ある人々から養子縁組の申し出があり,この犬は現在新しい飼い主と共に幸せに暮らしています。

犬猫狂愛天国と揶揄されるフランスですが一方でこういう「馬鹿飼い主」も多く存在するのが現実です。アメリカでも猫を電子レンジに入れて加熱・・・そのままインターネットで流している馬鹿がいるそうです。

21世紀はそんな時代なのかもしれませんが,ぬくもりもある,表情もある,性格もある心優しい動物=「魂あるもの」を軽んじるような人間は強者といえども愚か者です。
天誅

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b0051172_0281570.jpg一方でこのおじさん。パリ郊外に住んでいますが屋敷内は犬,猫,鳩,モルモットで溢れ返っています。彼の屋敷の門前に犬猫が置き去りにされていることもしばしば。自分の食費を削り,バカンスをあきらめて全ての動物を手元に残して育てています。

おじさんは「C'est ma vie (僕の運命だ)」と一言ぽつり。
でもさすがにこれだけの大所帯を抱えきれなくなったのでしょう。昨日の「30 millions d'amis」の「養子縁組コーナー」で紹介されました。(モンココは大泣きしておりました)

おじさんにバカンスを!動物たちに心ある飼い主を!

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← 今は幸せ!
新しい人生が始まった「片耳のわんわん」です。
b0051172_15233582.gif le 15 novembre 2004, Albert

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# by macocotte | 2004-11-15 16:46 | Buvons un coup?ちょと一杯 | Comments(8)
あっかんべ。
2004年11月14日午後4時11分のあっかんべ。
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2004年10月4日午後7時12分のあっかんべ。
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レアたんがなぜ「あっかんべ」をするのか理由が知りたい・・・。
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Léa, le 14 novembre 2004, Sidoine
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# by macocotte | 2004-11-15 00:42 | レアたんレアレアれれれのれ | Comments(4)
こんにちは『動物のパスポート』のお話。
今年2004年10月1日からEU国内を動物と一緒に移動する際,国境で動物のパスポートを提示することになりました。
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EU国内では以前から大英帝國が動物の出入国に厳しいと「つとに有名」でした。
「あそこは島国だもんね」なんて特別視していたら大陸側でも適用。
実は狂牛病の流行によるすばやい対応なのでしょう。
ココんちの三匹が通う獣医さんはMerial社のワクチンやエレクトリックチップを使用しているのでこの会社のHPを見たところ動物のパスポートについて詳しく述べられていました。
各国間で動物出入国条件が違うようです。詳細はこちら(↓)。

Travelling with your pet (英語)
En voyage avec votre animal (フランス語)

フランス語版は各国対応がとなっており一目瞭然です。
*アメリカ合衆国についても書かれています。Etats-Unis がアメリカ合衆国です。

フランスでは今年9月1日から犬猫のワクチン義務促進運動が始まりました。犬と散歩中の飼い主には警察官または憲兵隊員が接種の確認する地道な活動でもあります。この運動から一ヶ月後には動物パスポート義務化。
「動物にパスポートなんて・・・」と思ってしまったりもしましたが,こうすることで飼い主はワクチン接種やエレクトリックチップ挿入を考えざるを得ない状況になりました。人間のためにも動物のためにも最良の結果かもしれません。
これで誰もが安心!
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Bon voyage! Have a nice trip!

★日本のMerial社のHPはこちら★

b0051172_15233582.gifle 13 novembre 2004, Brice

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# by macocotte | 2004-11-13 19:13 | 猫の泉『だばだばだ』 | Comments(2)
明け方の暴挙
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変な物音で目が覚めた。
時計を見たら午前6時ちょうど。
眠い目をこすりながらリビングに向かったら何かが逃げ去る気配
・・・それを気にしつつ電気をつけたところこうなっておりました。
冬時間になったのは10月31日。夏時間+1時間。
私には朝6時でも猫の体内時計は7時。
人間の都合で猫の体内時計の動きは簡単に変わりません。

容疑猫ですが黒猫イネス筆子嬢です,もちろん。
あくなき彼女の食欲。グルメからはほど遠い。
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容疑猫は逮捕せず食後に牛乳をさしあげました。

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le 11 novembre 2004, Armistice 1918
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# by macocotte | 2004-11-11 19:15 | いねすネネネネねねねのね | Comments(6)
2004年8月18日水曜日 僕たちは『これ』をぶちこみました。
『これ』ってこれです。
エレクトリックチップ。機械で読み取る「動物の身元証明」です。
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これをブスっと太い注射で猫の後ろ首にぶちこんだのです。こうすることでフランスでは警察も憲兵隊も動物病院もSPA(動物愛護団体)も専用の読み取り機で迷子になったり事故にあった動物の飼い主を探し出すことができるのです。

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機械には身元証明の登録数字が現われます。

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先週まで通っていたマルセイユの訓練校には学校が面倒を見ている外猫がおり,彼の耳の中にはきちんと身元を示す刺青が入っていました。大型ペットショップで売られている犬猫もきちんと刺青登録されています。でもココんちの三匹は飼い主もいる家猫なのに刺青もいれていません。しかも来年私たちは引越を予定しており一軒家に住む可能性が高いのです。
猫が逃げたらどうしましょう?戻ってこなかったら?
今年6月はじめ数日間ココんちの猫三匹をSPAの宿舎に預けた時「耳に刺青を入れた方がよいでしょうか?」と相談しました。返事は「時間がたつと薄くなる刺青より今流行のエレクトリックチップを入れる方がよい」ということでした。更に
「3匹一緒なら割引になるでしょう!」
「割引」・・・この一言に私はびくっとしました。「ぶちこむしかない,うん」
7月終わりイネスのワクチン注射のために動物病院に行ったついでにエレクトリックチップを説明してもらいぶちこむことに決めました。
ぶちこんだ数週間後にフランス獣医師協会から三匹それぞれに「自己身元証明書」が届きました。「マリアンヌ(フランスの守護神)」の横顔と「自由・平等・博愛」の標語三文字が入ったものです。つまり国家に承認された証明書です。
年に一度ワクチン注射をし,この「身元証明書」さえあれば今年10月1日から施行された「EU国境を越える際の動物パスポート」作成も滞りなく運ぶはずです。

あれからそろそろ3ヶ月。
たまに3匹の後ろ首を触ってはチップの在り処を確認してはみるものの
・・・見つからない・・・
「いったいどこに埋まっているのかしら?内臓まで到達しているの?」
なんて思いつつも飼い主としての責任はちょっとは果たせたかな?と自己満足もしています。


Ce sont des TB à マイクロチップリーダー,etc par Mademoiselle Cawa-miu et à マイクロチップ猫 par Madame Noir.
Merciiiii à vous!


b0051172_15233582.gifMa Cocotte, le 10 novembre 2004, Léon

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# by macocotte | 2004-11-10 15:52 | 猫の泉『だばだばだ』 | Comments(10)