イネスだってお昼寝しながら「あっかんべ」
空気が心地よい季節になると「ほぼ」黒猫イネスはベランダにずっといます。
「いつもの」椅子で「いつもの」うたた寝です。
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イネスがココんちに来たのは2002年4月18日のことです。
2002年が明けてからモンココ&マココットは宦官手術をしたもののそこはかとなく暴力猫になりつつあるプロスペエルの学友猫を探し続けていました。もちろん私の希望は「何事にも経済的な」オス猫です。名前も「バルザック」とすでに決めていました。
何軒も動物愛護協会を訪ねましたが季節が早いせいか子猫に巡り合えず,やっと見つけたのがPlan de Campagneという商業地区にある野外アニマルショップにいた「ほぼ」黒猫です。この黒猫は檻に敷き詰められたおがくずの中に兄弟の「うずら」猫と身を寄せ合いうずくまって寒さを凌いでいました。店員に「生後3ヶ月のオス」と渡された黒猫は30ユーロ。それがこの猫の値段でした。私はクレジットカードで支払いました。命あるものがクレジットカードによる支払いで売買される・・・内心複雑になりました。

店員がこの猫をダンボールに入れ蓋を閉めるなり彼はマジッシャンのごとく箱から飛び出し店の隅においてあった水槽と床の隙間に身を隠しました。あまりにも元気が良くてココんちに向かう車内でもダンボールの中から元気な泣き声が響いていました。「バルザック,もうすぐおうちだからね。静かにしてね。」
ココんちについてすぐウェルカムランチの缶詰パテを出したところバルザックは自分の頭より大きいパテにかぶりついてぐいーんとクレーンのように持ち上げたのです。プロスペエルも私もお目目真っ黒!良かった,元気な男の子だ。
ところがその夜一息ついてバルザックを眺めたら「・・・あら?」
変なのです,あそこが。

すぐできるかわいい猫の手入れとしつけ

← この本を取り出して「性別鑑定」のページを開き何度も見比べました。何度見比べてもバルザックは女の子でした。私の頭の中を「避妊手術代金」が駆け巡りました。すぐにモンココに悲鳴と共に報告。彼はフランスのカレンダーの聖人名から「イネス」という名前を改めてバルザックのために選びました。「これも何かの縁だろう。性別で猫を交換するなんて良くないよ」と私に一言。
プロスペエルは仲間ができたことがうれしくても上手にそれを表現できず,二匹はアパルトマンの中をTom & Jerryのように走り回っていました。困ったことにイネスはプロスペエルに捕まると仰向けになってうんこを飛ばすのです。・・・しばらく続きました。
3ヵ月後初めてのワクチン接種にイネスを連れて行くと,獣医さんはイネスの歯を見て「やっと3ヶ月ちょっとだね」と言いました。アニマルショップの店員に「3ヶ月のオス」と言われて渡されたこの黒猫は実は「1ヶ月になるかならないかのメス猫」だったわけです。

商売ってこういうものなのかしら?・・・私は複雑な思いに駆られました。

初日から感動秘話だらけのイネスですが生まれてからアニマルショップで生活した1ヶ月ちょっとのトラウマを今でも引きずっています。
誕生まもなくむりやりお母さん猫から引き離されたのでしょう。ドナドナのメロディにのってアニマルショップに運ばれたのかもしれません。
今でもイネスはビニールがこすれる音を聞いただけで身を硬直させて逃げます。もちろん外出は命がけでためらいます。私が洋服を着替えただけで絶対に人間の手が届かない場所に隠れてしまいます。目を真っ黒にしてブルブル震えてしまいます。私が手を傷だらけにしてやっとイネスをキャリーバッグに入れるとそれはくさいおもらしをします。獣医さんがびっくりするほどのべとべとの液体です。

イネスと暮らし始めて2年半が過ぎました。イネスはなぜかベランダに出るのをためらいません。むしろ大好き。写真のようにそれは気持良さそうにうたた寝をしています。でも彼女は玄関から外に出ようとは決してしません。頭がいい女の子です。ココんちの三匹猫のうちの二番目なのでどこか遠慮がちなイネスですが,それでもこの頃自分から「おでこをなでて」と甘えてくるようになりました。モンココ&マココットにだけお腹を見せてくれるようになりました。

ささいなことですけどイネスが甘えてくるとほろっと泣けてしまう私なのでした。

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le 17 novembre 2004, Elisabeth
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# by macocotte | 2004-11-17 18:12 | いねすネネネネねねねのね | Comments(5)
刺青の悲劇-30 millions d'amis考
この犬をご覧ください。
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片耳がありません。この夏,この犬はガリガリにやせ細って街道沿いをふらついているところ憲兵隊によって保護されました。飼い主がバカンスに行きたいばかりに登録番号の刺青が入っていた耳を切り落として捨てたのです。

毎週日曜午後3時45分(頃)国営放送France 2で「30 millions d'amis」という動物愛護番組が放映されています。一年ほど前まで民放の雄TF1で放映されていたこの番組ですが番組を提供している動物愛護団体(この番組と同じ団体名)のオーナー(Mme. Rena Hutin)が営利主義のTF1と決別し突然放映が終了。全国から問い合わせのメールが殺到してFrance2がすぐにオーナーと交渉し再開にこぎつけました。
つい先日この番組で数回にわたって放映されたのが上記の「耳なしわんわん」の悲劇です。
最初の放映後すぐに心ある人々から養子縁組の申し出があり,この犬は現在新しい飼い主と共に幸せに暮らしています。

犬猫狂愛天国と揶揄されるフランスですが一方でこういう「馬鹿飼い主」も多く存在するのが現実です。アメリカでも猫を電子レンジに入れて加熱・・・そのままインターネットで流している馬鹿がいるそうです。

21世紀はそんな時代なのかもしれませんが,ぬくもりもある,表情もある,性格もある心優しい動物=「魂あるもの」を軽んじるような人間は強者といえども愚か者です。
天誅

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b0051172_0281570.jpg一方でこのおじさん。パリ郊外に住んでいますが屋敷内は犬,猫,鳩,モルモットで溢れ返っています。彼の屋敷の門前に犬猫が置き去りにされていることもしばしば。自分の食費を削り,バカンスをあきらめて全ての動物を手元に残して育てています。

おじさんは「C'est ma vie (僕の運命だ)」と一言ぽつり。
でもさすがにこれだけの大所帯を抱えきれなくなったのでしょう。昨日の「30 millions d'amis」の「養子縁組コーナー」で紹介されました。(モンココは大泣きしておりました)

おじさんにバカンスを!動物たちに心ある飼い主を!

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← 今は幸せ!
新しい人生が始まった「片耳のわんわん」です。
b0051172_15233582.gif le 15 novembre 2004, Albert

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# by macocotte | 2004-11-15 16:46 | Buvons un coup?ちょと一杯 | Comments(8)
あっかんべ。
2004年11月14日午後4時11分のあっかんべ。
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2004年10月4日午後7時12分のあっかんべ。
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レアたんがなぜ「あっかんべ」をするのか理由が知りたい・・・。
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Léa, le 14 novembre 2004, Sidoine
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# by macocotte | 2004-11-15 00:42 | レアたんレアレアれれれのれ | Comments(4)
こんにちは『動物のパスポート』のお話。
今年2004年10月1日からEU国内を動物と一緒に移動する際,国境で動物のパスポートを提示することになりました。
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EU国内では以前から大英帝國が動物の出入国に厳しいと「つとに有名」でした。
「あそこは島国だもんね」なんて特別視していたら大陸側でも適用。
実は狂牛病の流行によるすばやい対応なのでしょう。
ココんちの三匹が通う獣医さんはMerial社のワクチンやエレクトリックチップを使用しているのでこの会社のHPを見たところ動物のパスポートについて詳しく述べられていました。
各国間で動物出入国条件が違うようです。詳細はこちら(↓)。

Travelling with your pet (英語)
En voyage avec votre animal (フランス語)

フランス語版は各国対応がとなっており一目瞭然です。
*アメリカ合衆国についても書かれています。Etats-Unis がアメリカ合衆国です。

フランスでは今年9月1日から犬猫のワクチン義務促進運動が始まりました。犬と散歩中の飼い主には警察官または憲兵隊員が接種の確認する地道な活動でもあります。この運動から一ヶ月後には動物パスポート義務化。
「動物にパスポートなんて・・・」と思ってしまったりもしましたが,こうすることで飼い主はワクチン接種やエレクトリックチップ挿入を考えざるを得ない状況になりました。人間のためにも動物のためにも最良の結果かもしれません。
これで誰もが安心!
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Bon voyage! Have a nice trip!

★日本のMerial社のHPはこちら★

b0051172_15233582.gifle 13 novembre 2004, Brice

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# by macocotte | 2004-11-13 19:13 | 猫の泉『だばだばだ』 | Comments(2)
明け方の暴挙
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変な物音で目が覚めた。
時計を見たら午前6時ちょうど。
眠い目をこすりながらリビングに向かったら何かが逃げ去る気配
・・・それを気にしつつ電気をつけたところこうなっておりました。
冬時間になったのは10月31日。夏時間+1時間。
私には朝6時でも猫の体内時計は7時。
人間の都合で猫の体内時計の動きは簡単に変わりません。

容疑猫ですが黒猫イネス筆子嬢です,もちろん。
あくなき彼女の食欲。グルメからはほど遠い。
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容疑猫は逮捕せず食後に牛乳をさしあげました。

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le 11 novembre 2004, Armistice 1918
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# by macocotte | 2004-11-11 19:15 | いねすネネネネねねねのね | Comments(6)