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朝一番で東の窓から差し込んだ陽光がねっちんを迎えに来たのでした。
朝一番で東の窓から差し込んだ陽光がねっちんを迎えに来たのでした。_b0051172_15574601.jpg
不思議なことってあるものですね。私にとっては偶然ですが、おそらく天においては必然で、意味連関を成していることなのでしょうけれど。

2019年6月12日。
おそらく昏睡に入ったと思われるねすとおるを朝6時半にココに置き、私は毎朝の家事にいそしみました。テレビを見ながら朝食をいただいていたら、東の窓から朝日が差し込んで、ねすとおるを温めているように思えたのでこうして写真を撮りました。が、その陽光は数分で消え、外は雨が降り出しそうな空模様になりました。ねすとおるに声をかけながら撫でに近寄ったら、ねすとおるの目がおかしくなっていました。さっきまで動いていたお腹あたりも動いていないよう。私の目の前で、ねっちんは二度、大きく息をしました。

おそらくお天道様がねっちんの魂を迎えに来たのでしょう。さっきまでお腹も、手足も、おくちも動かし、私をぢっと見ていたのに、あっと言う間の他界でした。


ねっちん、よくがんばりました。
2005年5月のはじめからきょうまでココんちに付き合ってくれて本当にありがとう。


朝一番で東の窓から差し込んだ陽光がねっちんを迎えに来たのでした。_b0051172_18545789.gif

  le 12 juin 2019, Guy




きょうの午前8時手前、一瞬、東の窓から差し込んだ陽光は数分で姿を隠し、二時間後の今は雨粒が落ちてくる予感しかおぼえない空模様となりました。私は納棺のため、ねっちんの頭と身体を拭いて、ブラッシング。いくつか毛玉ができてはいるものの、ねっちんの毛はあいかわらずの極上で、細く、しっとりしています。身体の硬直が始まったので、ねっちんがおとといまで大好きだったうにくろの白い箱に納めました。火葬の依頼を出す時に、ねっちんのマイクロチップ関係書類を提出するのであらためたら、誕生日が2003年8月1日とねすとおるを引き取って最初に診察した獣医師が仮登録していました。それを基にすると、ねっちんの猫生は15年と10か月ほど。
きょうは午後から私に予定があるので、午前中に昨日寄ったばかりの動物病院にねすとおるを預けてきます。

数時間前まで妙にかわいらしいねっちんの声を繰り返し聞いていたのに、もう聞けません。
ねっちんと見つめ合うこともできません。
先週まで「ねっちん、ごはーん」と私が声をあげると、私の前を横切り、走って、食事処に。ごはんはぷぅたんの分まで横取りしていたのに。

・・・寂しいです。

ココんちの南仏生まれの猫はとうとうぷろすぺえるだけになりました。
ぷぅは今日も元気でしゅ。






by macocotte | 2019-06-12 16:47 | ねねね、ねすとぉっっ! | Comments(4)
Commented by きこり at 2019-06-18 15:14 x
寂しいです。
でも、ねっちんはま・ここっとさんの愛情をいっぱい受けて感じて
幸せで穏やかな気持ちで旅立ったのではないでしょうか。
暖かくて美しい光に包まれて・・・・
今はきっと天国でも光の中をほかの猫さんたちと楽しくすごしていることでしょう。
私もいっぱい癒してもらいました。ねっちん、ありがとう。
素敵なにゃん生だったね。

Commented by macocotte at 2019-06-25 19:41
☆ きこりさま、ありがとうございます。
ねすとおるがいなくなって明日で二週に入りますが、今もねすとおるを家の中で探す私がいます。毎朝午前五時ぴったりに私を起こしてくれたねすとおるがいないので、私は寝坊をするようになりました。寂しいことだらけで挙げたらキリがありませんが、今のねっちんは身体の痛みや不自由さから解放されて、きこりさんがおっしゃるとおり天国で楽しく過ごしているのだと思います。と思いつつも、やっぱりねっちんが恋しいですぅ。
Commented by ちうみ at 2019-06-30 11:55 x
ねっちんよく頑張りました‼️
ねっちんがプロヴァンスのおうちに来たことを覚えてます。
メインクーンのような美しい毛色でした。
天国👼でみんなと仲良くしてね
Commented by macocotte at 2019-08-26 17:26
☆ ちうみさま、コメントありがとうございます。
ねっちんの姿がココんちで見えなくなって、早2か月が過ぎました。今振り返ると、メインクーン、時にはノルウェジアンのようにも思えたねすとおるの最期数か月の姿は本当にガリガリで、それでも「生きる、生きたい」というサインをいつも私にアピールしていました。のど周りの腫瘍も触診でき、日々小さくなっていくねっちんがどれほど苦しかっただろう、と思うと、本当に辛いし、反省も絶えません。
今はもう、そのねっちんが不自由だった身体から離れて天国でゆったり過ごしているのだろう。そう、私は信じたいです。
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