日曜日の朝のことです。ポストに「水色の手紙」が入っていました。
封を開いてみると,なんと「カナダからの手紙」でございました。 Commented by アザラシーズ at 2005-07-24 15:41 x あ、あの…。 この間のお礼になってないとは思うんですが、 イメージバトンなるもの、 まここつぁんちに放り込んじゃいました。 レ とりあえずご報告まで。 よろしくお願いしますm(_ _)mm(_ _)m んまー,こんな手紙を放り込んで逃げちゃうなんて,アザラシさんちのアカたん&アオたん は,まだ「呼び鈴鳴らしてお前のかーちゃんデベソ!」の快感が忘れられないお年頃なのね? アザラシーズが放り投げたはずの・・・ナンだっけ?が見つからないンですわ。 「いや,ぷぅたん。愛しのうさ子ちゃんぢゃないよ。と必死ぶっこいてアザラシーズさん達が放り込んだナニカを探しているとどこからか 「おばちゃんはにわとりさんですか?」 と声が聞こえてきました。 声の主を探してみると・・・ そうだ,そうだったのだ。アザラシーズちゃんたちが投げ込んだのは筒棒 であった・・・。 ・・・と,ヴィジ氏からバトンを奪い取り,中の巻物を紐解いてみたのでした。 妄想襷イメージバトン のはじまり,はじまりぃ。 アザラシーズさんから受け取ったキーワード 今までの連想歴: 教室→料理→愛情→PEACE→写真撮影→光線→瞳→力→猫→読書→音 ま・ここっつぁんがイメージしたもの 「音」と聞いて「夫の屁」や「住宅地の歩道で漏れ聞こえてくる練習中のピアノやヴァイオリン」,「歯医者さんの待合室」・・・なんてのも思いつきましたが,今回は「金」ぢゃなくて「鐘」で勝負することにしました。 というのは遥か昔,美術史のレポートでミレーの【晩鐘】(オルセー美術館蔵)について書いたこと。農作業途中の農夫女が地平線の果てから響く鐘の音に作業をやめて祈る姿は見る者まで祈りに誘ってくれると思うのです。 そして「西洋文化史」のレポートで「信仰は難しいものではなく生活の中で習慣となっているものがきっかけになるのでは?」という仮定で,西洋ならば教会の鐘の音,日本ならばお寺の鐘の音,イスラム圏なら塔から聞こえるコーランの響きなどを挙げたことがあるのです。集中力でまとめたレポートでしたが,教授が見本レポートとして読み上げてくださった時の嬉し恥ずかしの入り混じった心持は今もはっきり覚えています。 さて,私の実生活における「鐘の音」というと ■寒い寒い私の部屋で耳をすませた遠くから聞こえてくる除夜の鐘 ■四谷,麹町,番町一帯に鳴り響く聖イグナチオ教会の鐘の音 ■銀座和光の鐘の音 ■エクサンプロヴァンス全体を包むがごとくの20近くあるカトリック教会から響き渡る鐘の音 でしょうか。 今この瞬間に至るまでどの音も記憶にしっかりはっきり残っており,思い出すと同時にさまざまな思い出があふれ出てきます。 今住むココんちもぶらり歩いて5分ほどの所にカトリック聖堂があります。Saint Laurent Imbert (聖ローラン・アンベール)というこの町縁の神父さまで韓国に宣教に行って斬首刑に処された聖人の名が冠されています。この教会の鐘の音はココんちにも届きますが,時間を告げる,結婚式,葬儀,ミサの準備が整った・・・など目的に応じて奏曲が変わります。耳に届く鐘の音で家事をしながら一喜一憂するというのがココんちにいる時のまここっつぁんです。 バトンを回してくれたアザラシーズさんにメッセージ つつっポを放り込まずに勇気を出して一声かけてくれれば,おばちゃんはデベソと言われて怒っても,ホステス・レアたんが笑顔でお茶くらい出したのにねぇ,まったく・・・・。 鱈のフライ特徳盛(とくとくもり)で勘弁してあげる。 ココんち代表ヴィジ氏からのバトンを受けとっていただけたらうれしい方
le 25 juillet 2005, Jacques
by macocotte
| 2005-07-25 19:24
| Buvons un coup?ちょと一杯
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Comments(16)
まここっつぁん、バトン受けとってくれてありがとう~\(T▽T)人(T▽T)/
とっても華麗に受けとってくれて、アザラシーズ、小躍りして喜んでます。 (その前にごめんなさい!!前回の水色の不幸の手紙…じゃなかった、コメントで、レアちゃんが「レオちゃん」になってました~。 レアちゃん、ごめんね。) 鐘、鐘、鐘…金(チャリーン♪ハッ!銭の音がしました!) … は!Σ( ̄□ ̄;) 失礼しました。 鐘といえばフランダースの犬。 「僕はもう疲れたよ、ハヤテさん…(←違)」 テレビのアニメ劇場で見たクチですが、ラストシーンでネロとパトラッシュが鐘がゴンゴン天使がバサバサの中を昇天していく様は、視覚的にも聴覚的にも、子供心に強烈だったのです。 『ルーベンスのあの絵』もね。(^_^) ヴィジくん、バトンをしっかとキャッチしてくれてありがとう! 小心者だからピンポンダッシュはできないけれど、今度まここっと家の玄関に素敵な贈り物が置いてあったら、それは「笠子地蔵」のアザラシーズですのでよろしく。…いつ置きにくるのかは聞かないで…
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macocotte at 2005-07-26 02:19
■アザラシーズさま,そうだ,銭・・・もあった。
とりあえず「屁」は避けました。 友人がフランダースの犬終焉教会に行ったんだけど,そのルーベンスの絵を見ると知らず知らずのうちに主題歌を口ずさんでしまうそうだ。大したもんだね,子供劇場。 できればだけど実演試食がいいなあ。鱈のコロッケ。
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れい
at 2005-07-26 12:05
x
フランダースの犬・・・(ToT)/~~~(ToT)/~~~号泣しまひた・・・今でもネロとパトラッシュを思い出すだけで泣きそうになるわたひ(ToT)/~~~
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ma_cocotte at 2005-07-26 14:33
■れいさま,生活に染み付いたものや思い出は笑顔や涙を引き出すきっかけになるのですよね。フランダースの犬の教会は30代の日本人に大人気スポットらしいです。みな,あの絵をみあげて主題歌をくちずさむ・・・ある意味不思議な光景ですよね。
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Marcellin at 2005-07-26 16:31
イメージバトンって面白いですね。連想する言葉と、その言葉にまつわる
エピソード。 そういえば。。。私パリにいたときに教会の斜め前のドミトリにとまっていたのですが、朝から鐘の音が。。。6時に起きちゃいました。 目的に応じて演奏が違うなんて知らなかったです。 これからちょっと注意して聞いてみます。 「信仰は難しいものではなく生活の中で習慣となっているものがきっかけになるのでは」ってそうですよね。生活の一部に溶け込んでるものもあったりして。
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ma_cocotte at 2005-07-26 17:48
■Marcellinさま,教会前のドミトリーって7区ですか?パリカトの近く?
私はモンパルナスのブールデル彫塑美術館の斜め前の寮でしたよ。約1か月の滞在でしたが,今思うともっと行動すべきだったなあ,と後悔ばかりしています。 教会の鐘の音は結婚式や特別ミサの開始時は壮麗ですよ。聞き応えがあります。いまだによくわからないことですが,神社仏閣の前で手を合わせたり,道祖神に無事を祈願するような素朴な気持が大切なんぢゃないかな?って思っています。
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catseyepower at 2005-07-26 20:16
鐘といえば、とある有名なお寺からと思われる鐘の音が、風向きによっては(あるいは、わたしが起きていれば)、朝早く聴こえることが。たぶん、毎朝、若い修行中のお坊さんが(勝手な想像)、台風のときも雪のときも、ついているのだろうな....(しみじみ)。
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Marcellin at 2005-07-26 23:03
いたところは5区になるのでしょうか
Maubert Mutualitéが最寄の駅でした。 モンパルナスの方いってみたかったです。 私ももっといろんなところいってみればよかったと。 同じところばっかりいっていました。 >素朴な気持が大切なんぢゃないかな?って思っています。 同感です。なにも特別なものばかりじゃないと思うんです。 ジジババッ子(例のプロレス好きのです(笑)だった私には氏神様に 挨拶して神社の前を通ったり、いただいたものは仏様にあげたりって 普通でした。敬うって気持ちが素朴にあったような。
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ma_cocotte at 2005-07-27 00:16
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ma_cocotte at 2005-07-27 00:24
■Marcellinさま,モンパルナスは雑然としていてあまり魅力的ではありませんよ。商業地区ですね。寮のそばにはLe Mondeの本社がありました。
やはりサン・ジェルマンやサン・シュルピスあたりが左岸らしい心地よさがあります。あのあたりは石畳なのにいくら歩いても疲れないほど魅力があると思います。ああ,パリの植物園が恋しいよー。 そうそう,私もMarcellinさんに同感です。 悪いことではないし,あれをどーのこーの言うヒトって?と。 各家庭の習慣で放っておけばいいんじゃないかなあ。 といつもテレビでこの手の論議を見るたびに疑問に思っていました。
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ma_cocotte at 2005-07-27 04:00
今度はイメージ・バトンですか~。他のBLOGでトリップ・バトンなるものも目にしましたが、いろいろとありますね、バトンネタ。 でも、このイメージは面白いですね。
ところで、連想歴を見ましたが、読書から音へつながったのが面白いですね。僕だったら絶対に思いつかないな。
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macocotte at 2005-07-27 19:33
■Matthewさま,いろいろなバトンが登場していますね(笑。
お料理バトンも見つけましたよ,私。 読書から音に結びつけたのはトロントのアザラシさんたちです。 Matthewさんもぜひ遊びにいらしてくださいな。 アザラシちゃんたち,いい子♪優しい♪ブラボー♪です。
バトンをありがとうございます。先にトラベルバトンをいただいているので、
そちらの後にUPしますね~。 >信仰は難しいものではなく 私もそう思いますね。日本では無宗教の人が多いわけですが、自然の 恵みに感謝する気持ちや他人を思いやる心、弱き者への優しさなどを ごく当たり前に備えている方がたくさんいらっしゃいます。そういう方達は 決して声高に「信仰とは云々」と叫んだりしないけれど、実は信仰心のある 方達だと思います。逆に信者であっても、そうではない人もたくさんいます ものね(゚ー゚;A イグナチオの鐘の音が聞こえてくると、それまでざわざわしていた心が ふっと静かに自分の内側に向くような。そして気持ちがシャンとするような。 ma_cocotteさんとあの鐘の音を共有していたと思うと、嬉しいです。
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ma_cocotte at 2005-07-27 21:46
■モニカさま,楽しみに待っております。
私は何度かFの旧聖堂に入ったこともありますよ。それとシスターP自慢の宗教教室・・・そこに2人きりです。緊張しましたねぇ(爆笑。 友達は見附橋の向こう側(新宿区)に住んでいますが窓を閉めてもイグナチオの鐘が聞こえてきます。あの音を聞いて育った彼女が羨ましくなりました。 ・・・以前,前主任司祭部屋で昔の仲間で集まったことがありますが,「なんかよー,新しい聖堂は風呂桶に見えねーか?」「いや,これが新しいカトリックなんだ」なんて話題・・・本当に真面目な方々には申し訳ない仲間達でございます(爆笑。
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2011年6月5日から生まれて初めて犬とも暮らし始めました。今でも犬猫が好きかどうかまだ私にははっきりわかりません。 depuis le 24 octobre 2004 Droits de reproduction et de diffusion réservés © 2004 - 2022 Prosper Inès Léa Nestor Tigrou Pio Lazare et Clovis ほぼ黒猫Inèsは第十番猫 ぷぅは8! いねすは418! @ 猫にごはん @ Life in San Francisco @ アラブの猫 @ 猫の空論◎ NECO_no_KoolON @ 拾い猫日記 @ うみのおほし★さま @ トリ猫家族 @ yurayuraYurara 最新のコメント
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